第17節 横河武蔵野FC vs アトレチコ鈴鹿(2025/7/20)より
第27回日本フットボールリーグ第17節は7月19日(土)に4試合、20日(日)に3試合が開催、21日(月・祝)に1試合が開催され、首位の滋賀は岩手に敗れ4位に順位を下げ、その他上位対決ではV大分がHonda相手に逆転勝ちで首位に立ち、青森と沖縄は3-3の引き分け。武蔵野は鈴鹿相手に終了間際に決勝点を決め今季4勝目となり勝点で14位に並ぶ。今季8度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良の出場はなし。
19日はY.S.C.C.横浜とFCマルヤス岡崎が「ニッパツ」で対戦。前半は風下ながら優位に攻めるマルヤスはシュート5本を放ち41分には左サイドから原耕太郎がクロスを入れるとファーサイドで前田央樹が頭で決め先制。YSCCも前半はチャンスを作り2本のシュートを放つが決定機に決め切れずゴールなし。前半はマルヤスが1点リードで折り返す。後半は56分にYSCCが右サイド浜下瑛のドリブル突破からクロスを入れるとファーサイドで萱沼優聖が頭で押し込み同点。そして80分には自陣からのパスにハーフウェーライン付近でパスを受けた比嘉虎頼が左サイドをドリブルで持ち込み右足で放ったミドルシュートがクロスバーにあたるがそのままゴールに吸い込まれ逆転。マルヤスは89分にゴール前のパス回しから相手ゴールネットを揺らすがオフサイドでゴールなし。後半8本のシュートを放ったマルヤスだったが後半はゴールなく試合終了。YSCCが2-1の逆転勝ちで第6節以来の勝利。今節から指揮をとる尾松剛監督の初陣を飾った。敗れたマルヤスは今季9敗目となった。
ヴェルスパ大分とHonda FCは「クラド」で対戦。前半17分にHondaが自陣からのパスにハーフウェーライン付近でパスを受けた石原央羅がドリブルで持ち込み最後は相手を交わしながら右足でミドルシュートを決め先制。Hondaは前半6本のシュートを放つも追加点はなし。V大分は前半シュート2本でゴールなく前半はHondaが1点リードで折り返す。後半はV大分が優位に攻める時間が多く78分にPKのチャンスを得るとこれを金崎夢生が右足で決め追いつくと90+1分には自陣からのロングボールに抜け出した今村優介がゴール前で相手を交わしながら左足でゴール右下隅に決め逆転。Hondaは後半チャンスが少なくシュート2本でゴールなく試合終了。V大分が2-1の逆転勝ちで19日の時点で首位に立つ。Hondaは5試合ぶりの黒星となった。
クリアソン新宿とブリオベッカ浦安・市川は「味フィ西」で対戦。前半序盤は新宿が積極的に仕掛け相手陣内でチャンスを作るがシュートまで持って行けず前半のシュートは1本でゴールなし。中盤あたりから浦安市川がチャンスを多く作るがシュート3本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は浦安市川のチャンスが増え70分には左サイドからの縦パスに抜け出した菊地紘平がクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ山崎広大が右足でシュートし相手GKがクリアするがゴール左サイドにいた藤山雄生が頭で押し込み先制。新宿は後半もシュート1本でゴールなく試合終了。浦安市川が1点のリードで逃げ切り直近9戦負けなしの3連勝。新宿は9戦ゴールなしで連敗となった。
ヴィアティン三重と飛鳥FCは「ラピスタ」で対戦。前半は飛鳥がCK5本、シュート4本を放つ展開でチャンスを作るが決定的に決め切れず。V三重もチャンスを作り3本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はV三重が相手陣内で仕掛ける時間が多くなりCK4本、シュート4本を放つが飛鳥の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。飛鳥は後半シュート2本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。V三重は今節から指揮をとった菅原太郎監督の初陣は引き分けで直近8試合勝利なし。飛鳥は4試合連続の引き分けとなった。
20日はFCティアモ枚方とミネベアミツミFCが「たまりく」で対戦。前半は優位に攻める枚方が12本のシュートを放ち29分には自陣からボールをつなぎ左サイドからクロスを入れるとゴール前のパス回しから最後は後藤卓磨が右足で決め先制。38分には左CKからのボールにゴール前ファーサイドで内田達也が折り返したボールを林賢吾が頭で押し込み2点目。ミネベアは前半シュート1本でゴールなく前半は枚方が2-0で折り返す。後半はミネベアが59分に右CKからのボールにゴール前で長江皓亮が頭で合わせ1点を返す。後半のミネベアは後半シュート5本を放つもその後は追加点なし。枚方は後半シュート5本を放つも追加点はなし。枚方が2-1で勝ち直近7試合負けなし。ミネベアは連敗となった。
ラインメール青森と沖縄SVは「新青森球」で対戦。前半は青森が優位に攻める時間が多く8本のシュートを放つがゴールなし。沖縄は前半シュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は55分に沖縄が自陣からボールをつなぎ最後は高塩隼生が右足で決め先制すると60分には右サイドからのクロスにゴール前で沼田圭悟が頭で合わせ2点目。65分にはゴール前混戦から出たボールを有田朱里がシュートし相手GKのクリアボールを山田涼太が左足で詰め3点目。しかし青森は66分に長嶋風太が左サイドからドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると石川竣祐が右足で決め1点を返す。そして青森は85分には相手陣内でボールをつなぎ浅利航大からのパスを有田光希が左足で決め1点差にすると90+2分には左CKからのボールに相手GKのこぼれ球をファーサイドにいた田光希が左足で決め同点。その後は互いにゴールなく試合終了。3-3の引き分けで勝点1ずつを分けあった。
横河武蔵野FCとアトレチコ鈴鹿は「味フィ西」で対戦。前半から相手陣内で優位に攻める武蔵野は7本のシュートを放つが決定機に決め切れず。鈴鹿は前半シュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半も武蔵野優位な展開は変わらず相手陣内で積極的に仕掛けチャンスは作るが決定的なチャンスはものに出来ず。鈴鹿は後半も前半同様に自陣で守る時間が多くシュート2本でゴールなし。そしてこのまま0-0の引き分けかと思われた90+5分に武蔵野は自陣からつないだボールに右サイドから金田拓海が浮き球のパスを入れ抜け出した鈴木裕也がゴール前にクロスを入れると田口光樹が滑りこみながら左足で詰めこれが決勝点となり武蔵野が1-0で勝利。今季4勝目で勝点で14位に並んだ。鈴鹿は連敗となった。
21日はレイラック滋賀といわてグルージャ盛岡は「HATOスタ」で対戦。前半序盤は岩手が相手陣内で優位に攻め4分には右サイド縦のロングボールに抜け出した岡﨑大志郎がドリブルで駆け上がりシュートを放ち相手GKのこぼれ球を藤本憲明が右足で詰め先制。岩手は前半シュート4本を放つが追加点はなし。中盤以降は滋賀が優位に攻め前半6本のシュートを放つが岩手の攻守に阻まれゴールならず。岩手が1点リードで折り返す。後半は互いに相手陣内にボールを運ぶものの決定的なチャンスは少なかったが83分に岩手は相手のクリアボールをつなぎ最後は右サイドから藤島樹騎也が右足で決め2点目。87分には冨久田和真の縦パスから抜け出した藤島樹騎也が右足で放ったシュートに相手GKが弾くもそのままゴールに吸い込まれ3点目。滋賀は終了間際に右サイドから藤谷壮がクロスを入れるとロメロフランクが頭で押込み1点を返し試合終了。岩手が2点差をつけ勝ち連勝で8位に浮上。首位の滋賀は3試合ぶりの黒星で4位に順位を落とす。
次節(第18節)は7月26日(土)に2試合、27日(日)に6試合が開催される。
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