Y.S.C.C.横浜が今季ホームで初勝利!
第27回日本フットボールリーグ第4節が3月29日(土)に3試合、30日(日)に5試合が開催され、新宿がV大分相手に勝ち今季3勝目となり首位に立ち、YSCCは今季ホームで初勝利。岩手は沖縄相手にJFLで初黒星となった。飛鳥と武蔵野の3連敗同士の対決は引き分けとなった。
29日はHonda FCとヴィアティン三重が「都田」で対戦。前半12分にV三重は左CKからのボールにゴール前で饗庭瑞生が頭で合わせ先制。Hondaは前半シュートゼロでゴールなく前半はV三重が1点リードで折り返す。後半はHondaが優位に攻める時間が多く88分に左サイドから斉藤涼優がドリブルで持ち込パスを出すとゴール前で鈴木理久が落ち着いて右足で決め同点。そして90+2分には斉藤涼優が左サイドからドリブルで持ち込みゴール前で岡﨑優希がクロスを入れると佐々木俊輝が左足で合わせ逆転。V三重は後半シュート2本でゴールなく試合終了。Hondaが逆転で勝ち連勝。V三重は今季初黒星となった。
FCマルヤス岡崎とFCティアモ枚方は「マルヤス龍北」で対戦。枚方は前半38分に右サイドでボールをつなぎ若谷拓海がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで阿部隼人が左足で合わせ先制すると前半終了間際には左サイドから阿部隼人がクロスを入れ相手のクリアがポストにあたり跳ね返りからの混戦でボールをとった原直生が落ち着いて右足で決め2点目。マルヤスは前半2本のシュートを放つもゴールなく枚方が2点リードで折り返す。後半はマルヤス優位の時間が多く4本のシュートを放つが枚方の守りが堅く最後までゴールなし。枚方は後半シュート2本でゴールなく試合終了。枚方が前半で決めた2点のリードを守り勝って開幕戦以来の勝利。マルヤスは4試合連続ゴールなしの4連敗となった。
クリアソン新宿とヴェルスパ大分は「味スタAGF」で対戦。大粒の雨が降る中で前半25分に新宿は自陣からのロングボールに左サイドで受けた上野正騎がドリブルで駆け上がりクロスを入れると手前にいたV大分の選手の頭にあたりコースが変わってゴールに吸い込まれ相手のオウンゴールとなり先制。30分にV大分は右サイドからボールをつなぎ福満隆貴がクロスを入れ相手GKのクリアボールを拾った武沢一翔がクロスを入れるとゴール前で待ち構えていた今村優介が頭で決め同点。しかし新宿は40分に右サイドで吉田将也の縦パスから抜け出した池谷友喜が抜け出しクロスを入れるとゴール前ファーサイドで中山仁斗が頭で決め再びリード。新宿が2-1で前半を折り返す。後半は74分に新宿が74分に左サイドでつないだボールから上野正騎がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで待ち構えていた中山仁斗が頭で押込み2点差に。V大分85分に左サイドから藤本拓臣がクロスを入れゴール前で相手GKのクリアボールを佐々木翔が右足で決め1点差に。その後はV大分の反撃を抑えた新宿が3-2で勝ち今季3勝目で首位に立つ。V大分は今季初黒星となった。
30日はY.S.C.C.横浜とブリオベッカ浦安・市川が「ニッパツ」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作りシュート5本ずつを放つが互いに守りも堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半も前半同様に互いに相手陣内でチャンスを作り浦安市川が4本のシュートを放つがYSCC守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、そして後半5本のシュートを放ったYSCCが87分に左サイドからボールをつなぎ小川真輝がクロスを入れパク・シオンが左足でシュートし相手GKが弾いたボールを新井直登が右足で詰めこれが決勝点となりYSCCが2-1で勝ち今季ホームでは初勝利。浦安市川は開幕戦以来の黒星となった。
いわてグルージャ盛岡と沖縄SVは「いわスタA」で対戦。前半から相手陣内で優位に攻める時間が多い沖縄は8本のシュートを放ち、44分には右サイドからの冨久田和真がクロスを入れるとゴール前で相手のクリアボールを川中健太が左足で放ったシュートが右サイドに吸い込まれ先制。岩手は前半シュートゼロでゴールなく前半は沖縄が1点リード折り返す。後半は54分に沖縄が小川嵩翔が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前の競り合いから出たボールに上野瑶介が右足で決め2点目。岩手は69分に左サイドから濱名真央がクロスを入れゴール前で二人がスルーし、ファ-サイドに走りこんだ深堀隼平が左足で放ったシュートがゴール右下隅に決まり1点を返す。しかし岩手の反撃もここまで。沖縄が1点差で逃げ切り今季3勝目となり勝ち点で首位の新宿に並び2位。岩手はJFL入会後初の黒星となった。
アトレチコ鈴鹿とラインメール青森は「AGF鈴鹿」で対戦。前半序盤は風上の鈴鹿が相手陣内でチャンスを作り2本のシュートを放つもゴールなし。中盤からは青森が優位な展開で進みこちらも2本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は風上に立つ青森だったが相手ゴールまではチャンスを作るが決定機でパスを回すなど詰めが甘くシュート3本でゴールなし。後半は風下の鈴鹿だったが最後まで守備陣が集中を切らさず相手にゴールを許さず。攻撃面ではシュート1本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝ち点1ずつを分け合った。
ミネベアミツミFCとレイラック滋賀は「宮崎県」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作りシュート4本ずつを放つが互いに守りも堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は56分に左CKからのボールにゴール前で鷹巣直希がダイレクトで右足で押込み先制。後半は相手陣内でのチャンスが増えてきた滋賀が83分に左サイドでつないだボールから中村健人がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ人見拓哉が球で押込み同点。後半は7本のシュートを放った滋賀だったが逆転ならず。ミネベアは後半シュート3本で追加点はなくこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝ち点1ずつを分け合った。
飛鳥FCと横河武蔵野FCは「ヤンマーフィー」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを運ぶもののチャンスは少なく飛鳥が2本、武蔵野が3本のシュートを放つが互いに守りも堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が前半よりはチャンスが増えCKは4本、シュートは4本を放つが飛鳥の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。飛鳥は後半CK4本で、シュートは前半同様に2本と少なく最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝ち点1ずつを分け合い共に今季初の勝ち点獲得となった。
次節(第4節)は4月5日(土)2試合、6日(日)に6試合が開催される。